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深絞り加工技術
深絞り加工技術
深絞り加工とは、薄板状の金属に金型で繰り返し圧力を加えることによって
材料を変形させながら成形をおこなう加工方法です。丸材（線材）からでは
加工が困難な薄肉深穴形状や薄型ケース形状などを、高速生産することが
可能な技術です。
当社の深絞り加工の特徴
福井鋲螺では、精密エレクトロニクスパーツ分野で培った金型製造技術を
活かした、微小・薄厚・細軸サイズの深絞り加工を得意とし、医療業界を
中心にエレクトロニクス分野や自動車関連分野、事務用品分野、その他
さまざまな業界で福井鋲螺製品が採用されています。福井鋲螺では技術の
要となる金型と加工設備を自社で内製することにより、独自の製法を開発。
一般的に販売されている設備や金型では加工することが出来ない製品形状
でも量産化を実現しています。また材質的には、ステンレス材を得意とし、
鉄、黄銅、銅、アルミ、特殊材まで様々な材料に幅広く対応しています。
| 製品長さ | 全長35mmまで |
| 軸径 | 0.3mm ～ 22mm |
| 精度 |
μm 単位での管理実績 ※ 製品形状や材質、寸法管理箇所による |
| 肉厚 | 0.035mm ～ 0.6mm |
| 材質 | ステンレス、鉄、黄銅、銅、アルミ、チタン、モリブデン、ニオブ、ニッケル |
| ※上記以外のケースでも、随時検討を受付しております。お気軽にご相談ください。 |
深絞り加工実績紹介
- 材質：リン青銅
- 最薄部肉厚：0.032mm
-
特長：
当社の深絞り実績としては、最小サイズ(軸径0.31mm × 全長2.01mm：肉厚0.032mm) の製品。
- 材質：SUS304
- 最薄部肉厚：0.04mm
- 特長： 微小段付（深絞り）加工製品。
- 材質：SUS316
- 最薄部肉厚：0.075mm
-
特長：
複数の絞り加工を施した軸の先端に、直径0.14mmの微小穴（3ツ穴）加工をおこなった製品。
- 材質：SUS304
- 最薄部肉厚：0.15mm
-
特長：
全長30mmを超える深絞り加工品で、横穴加工を含めてトランスファー1工程のみでの成形に成功した製品。
- 材質：SUS305
- 最薄部肉厚：0.05mm
-
特長：
先端部肉厚0.05mm。医療業界向け製品のため、クリーンエリア環境での品質検査・梱包を実施している。
- 材質：SUS304
- 最薄部肉厚：0.23mm
-
特長：
鍔部に抜け止めの役割を果たす折り返し加工を施し、先端部に直径φ0.36の微小穴加工をおこなった製品
- 材質：SUS304
- 最薄部肉厚：0.13mm
-
特長：
角型絞り加工事例（USB コネクター用途）
- 材質：SUS304
- 最薄部肉厚：0.25mm
- 特長： 薄板へのコイニング（圧印）加工事例
- 材質：SUS430
- 最薄部肉厚：0.4mm
-
特長：
用途に合わせて部分的に肉厚を変えている製品。（約0.15mmの肉厚差があり。）鍔部にはプロジェクション加工あり。
- 材質：SUS304
- 最薄部肉厚：0.1mm
-
特長：
肉厚 0.1mmの薄肉切り欠け加工事例。
- 材質：SUS304
- 最薄部肉厚：0.2mm
-
特長：
順送プレス品からの切替えにより、材料使用量の軽減化を実現。
- 材質：SUS305
- 最薄部肉厚：0.2mm
-
特長：
従来パイプ材から加工されていた製品からの切替えにより、コスト低減を実現した製品。
- 材質：SUS304
- 最薄部肉厚：0.13mm
-
特長：
用途上、ストッパー的な役割を付加するため、先端部に折り返し加工を施した製品。
- 材質：ニッケル、モリブデン、ニオブ
- 最薄部肉厚：0.2mm
-
特長：
ヘッダー加工技術と深絞り加工技術を融合させることによって、量産化に成功した難加工製品。
- 材質：SUS430
- 最薄部肉厚：0.38mm
-
特長：
全長約38mmの長尺深絞り加工品。加工部位によって肉厚の異なる製品で、最大0.3mmの肉厚差あり。
- 材質：C2680
- 最薄部肉厚：0.5mm
-
特長：
鍔径約φ17.8。当社の深絞り加工において最大径の段付加工品。
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